計画的偶発性の自己怪事
【あとがき】
「1級キャリアコンサルティング技能士の大井宗太郎が人生を振返る中で見つけたキャリアサンプル」を不定期にお届けするコラムです。
感謝と謝罪を重ね、心の澱を手放した「ファーストフィナーレ」
これまで25回連載した自己怪事ですが、そろそろネタも尽きたので、一旦終了とします。
実際、プライベートネタは多々ありますが、「キャリアコンサルタント視点」が軸に合ったので、終了です。ファーストフィナーレというタイトルは、中学時代の私の魂を育ててくれたスティービーワンダーのアルバムから借りました。第1幕の終了。第2幕があるってことか?
書いてみて感じたこと。心の洗浄作用がある。吐き出したことで胸につかえていたいくつかのことが消え、胸の中が軽く、清々しい気分です。カタルシス効果でしょうか。ストレスの解消。心の浄化。読んで頂いた方(どれだけいるかは不明ですが)との関係性の向上。そんな感じです。また、予期せぬ偶然の出来事への柔軟な対応が、結果的に自身のキャリアを築く「計画的偶発性理論」を正に地で行った人生。それはこれからも続く。さらには、これまでの人生の中で「感謝」が圧倒的に多い中、「謝罪」「詫びる」といった周囲にご迷惑を掛けてしまったことも多々あったこと。自覚のないもの含めて、改めてこの場を借りて謝罪します。申し訳ありませんでした。御免なさい。
私の人生も大きく区切ると第三ステージに入りました。第一ステージは、大学卒業までの自己形成期。第二ステージは仕事と家族で築いた人間形成期。第三ステージは何でしょう?終活とは考えたくありませんね。社会還元期かアイデンティティ確立期か。とにかくやらなくてならないことが山積なので、段取り良く、ストレス最小限に、楽しむことを沢山用意して笑顔で生きたい。また、書きたくなったら書きます。
最後にこの場を提供して頂いた小野勝弘さんには、感謝しかありません。ありがとうございました。
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